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生活世界の安全保障
2024年4月1日更新
科目一覧
私たちの生活を脅かす危険。そして、危険を克服し、安全を回復?維持する努力。人間社会の営みを危険と安全の相克と してとらえ、私たちの生き方や命のあり方を見つめ直します。 人間の生活世界には、日常の衣食住にまつわる事件?事故から、大災害や戦争のような脅威まで、多様な危険がひそんで います。私たちは、これらの多様な危険に対処し、安全に生活を送るために、さまざまな社会的?技術的?文化的な措置を 作り出してきました。しかし、そうした措置が、かえって危険を増幅したり、抑圧や不平等を招いてしまうこともあります。 また時代が進むにつれ、テクノロジーの発展によって克服された危険がある一方で、グローバリゼーションの中で新たな脅 威が生まれたりもしています。この系列の科目では、安全を守るために何が必要なのか、を考えることを通して、社会、技 術、文化の相互関係をとらえ直し、同時に生命としての人間のあり方を考察します。 
日常生活の安全保障（生活世界の安全保障1～3，5）
現代はリスク社会だと言われるように、日々の暮らしの中にも多くの危険がひそんでいます。労働、家族、情報社会などの観点から、生活の安全を維持?回復するしくみについて考察します。また、そうした社会的な取組が歴史的にどのように行われてきたのかについて、振り返って考えます。
グローバリゼーションの中の安全（生活世界の安全保障4）
グローバル化する現代世界では、かつてとは異なる新たな危険が生じることがあり、その対応にもグローバルな視点が求められています。暴力、戦争、貧困と開発、郊外、化学物質、資源など、国境を越えた諸問題を、安全保障の文脈で学びます。
安全の基礎条件（生活世界の安全保障7～10）
人間の生活を守る基礎的な条件は、そもそも何なのでしょうか。人間が存在する物質世界の性質、生命体としての人間、健康維持、生活環境といった問題点から、危険と安全を考察します。また社会の中で脅威を受けやすい存在である弱者に注目し、人間生活の安全を再考します。
NPO団体での体験就業学習（生活世界の安全保障 23実習）
| 科目名 | 担当教員 | 時期 | 曜日 | 時限 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 生活世界の安全保障 2 | 情報社会の安全保障 | 土田 修平 | 後期 | 水曜日 | 1限～2限 |
| 生活世界の安全保障 3 | リスクの社会史 | 新井由紀夫、神田由築、戸川貴行、 湯川文彦 |
後期 | 水曜日 | 3限～4限 |
| 生活世界の安全保障 4 | 平和と暴力 | 小林 誠 | 後期 | 月曜日 | 3限～4限 |
| 生活世界の安全保障 5 | 教育と社会 | 大脇 和志 | 前期 | 水曜日 | 3限～4限 |
| 生活世界の安全保障 7 | 現代物質文明の履歴 | 森 義仁 | 前期 | 月曜日 | 1限～2限 |
| 生活世界の安全保障 8 | ゲノム時代の健康管理 | 三宅秀彦 | 後期 | 水曜日 | 3限～4限 |
| 生活世界の安全保障 23 | NPOインターンシップ(実習） | 平山 雄大 | 通不定期 | ||
