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【視察1】ガンボラ地区のスモールグループ月例ミーティング

 
 

スリランカで活動を続けているNGOスランガニ基金(代表:馬場繁子)の活動に熱心に参加しているスモールグループの会議に出席する。

この会議には保護者も出席し、会議を傍聴していた。

 

その後、保護者会が始まり、この会について、スランガニ基金について説明される。

 

 

 

保護者への要望として、遅刻しないこと、園の保育と家庭の教育の一致、衛生についてのあり方など、他の園の先生が、その園の先生に敬意を表しながら、うまく保護者に説明をしていく。その説明の内容も、ワークショップで得たこと、スランガニの勉強会で得たことが、このグループの中で、消化された形ででていることがわかる。

 

保護者からは、子どもの安全のため、外壁の必要性が訴えられる。馬場氏は、役所と交渉中だが、いつ実行されていくかわからないため、簡易のものを保護者の協力で立てる必要性を解く。

 

政府の政策がなく、制度的に守られていないスリランカの幼稚園教育だが、教員自らが連帯し、教育の質向上に努める姿が見られた。

 

お茶の水女子大学
開発途上国女子教育協力センター

乳幼児保育協力研究実践部門


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