LA|現場の声|生活世界の安全保障 7 現代物質文明の履歴
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森 義仁准教授
        
生活世界の安全保障 7
現代物質文明の履歴
クラス
 全学科
履修年次  1 〜 4年
授業形態  講義
単位数  2.0
学期  前期
曜日  月曜
時限  1.0〜2.0
教室  共通講義棟2号館
 201室
読替  教養の化学
 (基礎講義科目)
H偶数年度開講
生活世界の安全保障 7 現代物質文明の履歴 : 森 義仁 [理学部 化学科]
LA科目をスタートして
 この科目は、コアの「教養の化学」をLAに移行したものなんですね。ですから、前半は大きな化学の流れみたいなものを話しているので、前半に関してはほとんど変更がないです。
 後半に「生活世界の安全保障」という系列につながる話を、組み込んでいこうと思ってるんです。
 最初は教室が狭くて(笑)、この教室(共2-201)に変えてもらったくらい、とってくれてる人が多い。系列としても、こんなにとってくれる人が多いし、月曜の朝イチの授業にしては寝てる人が少ない。みんな前を見てくれている。それで、ちゃんと聞いていてくれるてるな、と思うんです。
学生に学んでほしいこと、伝えたいこと
 化学の方法と対象です。
 今の化学の教科書は「化学の歴史」、つまり人間がかかわる要因の部分が、すっぽりと全部省かれている。実はそこが大切で、この授業は、化学の歴史や小噺なんかをしながら、文系理系関係なく、化学の方法と対象をやっている。理系の学生なんかはイライラするかも知れないけれど(笑)、個別の事項は、この授業ではいい。それよりも、人間がやっていることが大切だということを学んでほしいですね。
何に役立ててほしいか?
 「正しいということは、何を以って正しいと言ってきたか」です。
 1661年に出されたボイルの「元素の定義」に、「化学は進歩することを内包している」というのがある。これは化学は進歩によって変化していくものだから、現時点で正しいと思えることを真実としよう、そうしないと先に進まないから、そうしましょう、ということで、この言葉には今まで正しいといわれていたことがひっくり返される可能性を否定しない、という意味もある。だから、正しいと簡単に言うけれど、それは何をもって正しいのか、ということをこれから生きていく上で考えるベースにしてほしいですね。
学生へのメッセージ
 大学生になったら、社会と理科を合わせて勉強しましょう! それがリベラルアーツ(笑)
 それと、月曜の朝イチだから、来てくれるだけでいい。言ってしまえば寝ていてもいい(笑)
 前日が日曜で遊んでいても、朝起きて、大学に、授業に来る。その根性が大切。
取材(文・写真):教育企画チーム 野口香織
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