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2017年3月17日更新
お茶の水女子大学と株式会社ゼンリンは、この度、産学連携の取り組みとして、本学の人文科学科地理学コースに所属する学生による有志グループ「地理女子」と、ゼンリンの社員により、お茶の水女子大学周辺の地理ネタを盛り込んだ文房具を共同で企画しました。
商品ラインナップは、お茶の水女子大学がある東京都文京区大塚周辺の地図をデザインしたクリアファイル、ノート、メモパッドの3アイテムが各2種類の計6種類。「地理女子」が、お茶大生や地域住民に大学周辺をもっと知って、親しんでほしいとの思いで企画し、日頃より研究に取り組む地理学の観点から、大学周辺の現代と過去それぞれの『地理的スポット紹介』や、『段彩図(※1)』などを選びました。ゼンリンは、地図ステーショナリー「mati mati」の企画?販売など、「地図を新たなコンセプトで捉え市場創造」を掲げた事業展開を進めており、今回も「mati mati」で培ったノウハウを活かし、商品づくりやデザインなど、商品化を全面サポートしました。約6か月の期間に複数回のミーティングを行い、様々なアイデアを出し合って企画しました。
なお、本商品は3月13日(月)からお茶の水女子大学消費生活協同組合の購買書籍部で販売(※2)を開始しています。
※1:段彩図:等高線による地形表現を見やすくするため、高低差をグラデーション(段彩)で表現した地形図。
※2:学外の方で購入ご希望の方は、お茶の水女子大生協ホームページをご覧ください。
※「mati mati」は、株式会社ゼンリンの登録商標です。
1層目に建物や公園、2層目に線路や道路が描かれた、2層構造1ポケット。『段彩図』や学生が手書きした『地理的スポット紹介(現代編?過去編)』を描いた台紙を挟むことで、高低差や街の成り立ちなどを知ることができます。
「地理女子」が“使いやすい”と感じたA5サイズ64ページ仕様。
『地理的スポット』“現代編”、“過去編”の2種類。表1?表4に現在や過去の地図、段彩図をあしらいました。
A6サイズ80枚のメモ帳。表紙とともに、中紙にも地図を薄くあしらいました。
2016年3月にお茶の水女子大学での授業の成果を雑誌「地理×女子=新しいまちあるき」(古今書院、月刊「地理」増刊号)として出版し、それを機に学内外の地理好き?地理を学ぶ女子学生を中心として、地理に関する活動をしている有志のグループ。facebookやツイッターで情報を不定期に配信中(アカウントはfacebookが地理×女子、ツイッターが地理×女子@chiri_joshi)。
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?お茶の水女子大学の授業成果をまとめた『地理×女子=新しいまちあるき』が出版されました (新しいウインドウが開き、本サイトを離れます)