ページの本文です。
2017年4月4日更新
デジタルおよびクラウドサービスを提供するリーディングプロバイダーであるアバナード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安間裕、以下「アバナード」)は、グローバル女性リーダー育成をミッションに掲げ、国立の女子最高学府であるお茶の水女子大学(所在地:東京都文京区、学長:室伏きみ子)において、理工系分野を志望する学生向けの給付型奨学金プログラム、「アバナード奨学基金」を設立したことを発表しました。2017年度から2020年度にお茶の水女子大学の理工系分野への入学、または同大学内から博士前期課程へ進学を希望する学生の内、各年度5名(学部生3名、院生2名)を対象に、本基金を通して在学中の修学、キャリアおよびリーダーシップスキルの形成をサポートします。
文部科学省が実施した平成28年度学校基本調査によると、大学(学部)で理学?工学分野を専攻する女子学生は16%程度に留まっています。加えて、IT企業の人材における女性の割合は非常に低く、約75%の企業で女性の割合が20%以下の状態となっており、慢性的な人材不足問題に直面しています。今回発表したSTEM(科学、テクノロジー、工学、数学)分野を専攻する女子学生向けの奨学基金プログラムは、そうした状況を改善するべく、アバナードが世界中で展開する「15 for 15」奨学金プログラムの一環として設立いたしました。アバナードのCSR活動の金字塔である同プログラムは、STEM分野を専攻する女子学生の経済的支援だけでなく、ジェンダーギャップや、男女間の技術習得機会格差、所得格差を埋めることを目的としています。
本基金の設置にあたり、アバナード代表取締役社長 安間裕は次のように述べています。
「我々は多様性が創造力を育むと信じており、女性ならではの視点が企業に改革をもたらし、潜在的な能力を最大限に引き出すきっかけになると考えています。日本では人口の減少に伴い、今後IT業界における人材不足がさらに顕著になると推測されています。その為、STEM分野の教育を受けた女性を増やすことはますます重要になってくるでしょう。アバナードのビジョンは世界を牽引するデジタルイノベーターとしての地位を確立することであり、今回、お茶の水女子大学とともにSTEM分野を学ぶ女子学生を支援し、IT業界における女性の活躍機会を増やすサポートができることを嬉しく思います。」
また、1875年に創立以来STEM分野の女性の育成にも注力してきたお茶の水女子大学の室伏きみ子学長は次のように述べています。
「お茶の水女子大学は、様々な分野でリーダーシップを発揮できる女性の育成に注力しています。アバナード奨学基金を通じて、学部と大学院においてSTEM分野の学問を専攻する優秀な女子学生に、経済的サポートに加え、IT業界におけるキャリア形成について学ぶ機会を提供していく予定です。お茶の水女子大学とアバナードは、女性がより活躍できる社会の実現という共通した目標を掲げており、本基金を通じて、学生たちがこの目標に向かって各々の夢を実現して欲しいと考えています。」
アバナード奨学基金は、学業において優秀な成績を収める女性を対象とする他、幾つかの選考基準を設けています。詳細は決定次第、お茶の水女子大学HPで公開いたします。
なお、2017年度分は、2017年4月から5月にかけて応募を受付け、6月に対象学生が決定されます。
アバナードはコンサルティングとマイクロソフトエコシステムを通して革新的なデジタル、クラウドサービス、ビジネスソリューション、デザインによって齎されるエクスペリエンスを提供するリーディングプロバイダーです。アバナードのプロフェッショナルたちは果敢で斬新な案と、テクノロジー、ビジネス、業界の知見を組み合わせることで顧客とその先のお客様の変革と成長を支援します。世界24カ国に点在する3万人の従業員がデジタル上で繋がり、多様性と地域の文化を尊重するコラボレーティブな企業文化の下、お客様に最善のソリューションを提供しています。アバナードは、2000年に米国アクセンチュアおよび米国マイクロソフトにより設立され、アクセンチュアが筆頭株主を務めています。
アバナードの詳細はこちらをご覧ください。https://www.avanade.com/ja-jp
アバナードのグローバル奨学金プログラム「15 FOR 15」の概要はこちらをご覧ください。
https://www.avanade.com/ja-jp/about-avanade/story/corporate-citizenship/scholarship-program
お茶の水女子大学は、グローバル女性リーダー育成をミッションに掲げ、少人数制による高度な専門教育を特色とした国立の女子大学?総合大学として確固たる地位を築いています。2016年4月に「ヒューマンライフイノベーション研究所」「人間発達教育科学研究所」という2つの研究所を新たに立ち上げ、生涯を通じた「こころ」と「からだ」の健康?QOLの向上?人の発達に関する教育と研究といったキーワードの下で学際的な研究を進めています。
お茶の水女子大学財務課寄附基金担当 高田
TEL.03-5978-2556 E-mail:kifu@cc.ocha.ac.jp
アバナード株式会社広報代理 アシュトンコンサルティング
担当:吉田、岩屋
TEL.03-5425-7220 E-mail:Avanade@ashton.jp