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2017年9月12日更新
「さくらサイエンスプラン」とは、独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の「日本?アジア青少年サイエンス交流事業」で、優秀なアジア地域の青少年が日本に短期訪問し、未来を担うアジア地域と日本の青少年が科学技術の分野で交流を深める事を目指しています。本学は平成29年度第2回公募のAコース「科学技術体験コース」に採択され、科学技術振興機構の支援を受け8月21日から10日間にわたり実施いたしました。
タイとベトナム2カ国より10名の大学院生たちが、本学大学院の理学専攻とライフサイエンス専攻の研究室を訪問しました。そこで、バイオインフォマティクスや Molecular Robotics に関する講義やDNA Origami の実験を体験しました。本学の博士課程教育リーディングプログラムの学生たちのPBTS研究にも参加し、現在進行中のプロジェクトテーマについて活発な意見交流を行いました。
DNA Origami の実験
学内のみならず学外研修も行い、科学未来館をはじめとする様々な科学教育施設、国内先端企業、他工業大学等への訪問も行いました。週末には、日本の文化を体験学習するため、鎌倉の古寺などにも出かけ、炎天下にも負けず多くの場所を精力的に訪問しました。
これらの体験をもとに、参加した学生たちが、近い将来、研究者として日本とアジア地域との学術交流の架け橋となってくれることを期待しています。
修了式後の記念写真