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2017年11月15日更新
お茶の水女子大学と仏ストラスブール大学は、今年、大学間協定締結15周年を迎えました。この度記念行事の一環として、2016年に「分子マシンの設計と合成」でノーベル化学賞を受賞されたストラスブール大学 ジャン=ピエール?ソヴァージュ名誉教授による特別講義「Molecular Machines: from Biology to Artificial Systems」を11月12日(日)に開催いたしました。特別講義の開催に先立ち、室伏きみ子学長より、お茶の水女子大学学長特別招聘教授の称号をソヴァージュ教授に授与させていただきました。
今回の特別講義の参加者総数は136名で、このうち、小中高生は44名でした。特別講義は若い世代の人たちにもわかりやすく配慮されたもので、ソヴァージュ教授の心配りに感謝するばかりでした。分子マシンのコンピュータグラフィックスを盛り込んだ数々のスライドとその説明から、心躍るような化学の楽しさを伝えていただきました。共にノーベル賞を受賞された共同研究者たちとの、良好なコラボレーションを築いてきたお話もとても印象的でした。ご講演の後に、感謝の意をこめて本学附属中学校および高等学校の代表生徒からソヴァージュ教授ご夫妻に、花束を贈呈いたしました。フロアからの活発な質疑応答も行われ、中学生や高校生からの質問もあり、予定時間を少し超えてしまうほどの盛会のうちに、特別講義が終了いたしました。
?ノーベル化学賞受賞者 ジャン=ピエール?ソヴァージュ教授 特別講義
?ストラスブール大学HP (新しいウインドウが開き、本サイトを離れます)