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2022年6月8日更新
2022年5月28日(土)、4年ぶりに今回で第9回目となるイベント、「ホームカミングデイ2022」を開催しました。本学のホームカミングデイは、卒業生やそのご家族が母校に足を運び、教職員や在学生と交流を深めることを目的として、2007年より開始したものです。2010年以降は隔年で開催をしていましたが、前回の2020年はdafabet官网_dafabet手机版-购彩网重点推荐感染症の拡大のため、あいにく延期となりました。今年こそはと様々な感染防止対策を取り入れ、また会場参加とオンライン配信を併用した形で開催することができました。
午前の部は、徽音堂(講堂)より、小松祐子学生支援室長による総合司会のもと、佐々木泰子学長や、本学の同窓会組織である桜蔭会の髙﨑みどり会長から、大学や桜蔭会の近況等も触れたご挨拶があった後、本学の発展に多大な貢献をされた方々に名誉学友記及び感謝状の贈呈を行い、校歌を静聴しました。
その後、徽音堂では、全学企画イベントとして「しなやかに働く企業の女性リーダー」をテーマに、赤松利恵副学長のナビゲートのもと、企業で活躍されたご経験のある3名の卒業生、青山美奈氏(株式会社ブリヂストン)、笠松千夏(元味の素株式会社(お茶の水女子大学特任教授))、宮井真千子氏(森永製菓株式会社(お茶の水女子大学監事))に、企業でどのようなご苦労や工夫を経て現在の職務までたどりつかれたのか、企業で生き抜くために必要な資質は何かなど、それぞれのご経験をもとにご講演いただきました。その後、本学の藤原葉子副理事の進行のもと、講演者3名による座談会が行われ、当時の本学での学びが企業で働く上でどのように活かされたのか、本学に今期待する点は何か等、本学と教員、卒業生の関係ならではの率直な議論が展開されました。
参加者からは、パワーをもらいやる気が出た、本学での学んだ点が今に活かされていることを改めて実感した等の感想が寄せられ、アンケートの満足度調査でも9割以上が「大変満足」「満足」との回答がありました。
午後の部では、学部?学科?コース企画による各種講演会や交流会、図書館公開、歴史資料館特別公開、在学生(徽音祭実行委員会)によるキャンパスツアー、大学グッズ販売などが催されました。講演会では、本学名誉教授の最終講義が行われ、多くの同窓生がかけつけて参加したり、図書館では音楽表現コースの学生によるピアノコンサートが開催され、美しい音色に魅了されたりしました。またキャンパスツアーでは、学生たちが新たにオープンした音羽館(キャンパス内の学生寮)や、隈研吾氏が設計した国際交流留学生プラザ等を、初夏の陽気の中元気よく案内しました。
今回のホームカミングデイ2022では、900名(のべ人数)以上の参加があり、学内では、久々の再会を喜んだり、懐かしい校舎を背景に、家族や友人等と記念写真を撮影したりする姿が随所で見られました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
次回のホームカミングデイ2024で、皆さまのお越しをお待ちしています。