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2016年3月28日更新
(理学専攻ホームページ 所属研究者情報(新しいウインドウが開きます))
理学専攻では、理学と総称される学問の基礎科学としての性格を重視し、数学、物理学、化学、情報科学の各分野における高度の専門性に加えて、各分野の隣接分野や時代を先取りする新しい分野においても通用する幅広く柔軟な学識を培うことを目的とする。
現在、日本における女性の理学系博士号取得者は欧米諸国に比べ著しく少ない現状があり、女性研究者の育成は社会的な要請である。また、近年の科学技術の著しい高度化に伴い、高い専門性を持つと同時に自己の専門分野と他の領域を結び付け得る幅広い知識と視野を持つ創造性豊かな研究者が必要とされている。理学専攻後期課程では、前期課程における教育を基盤とし、さらに高度な専門性の高い教育ならびに複合的、融合的教育を実施し、各分野において指導的役割を果たせる優れた理系の女性博士を育成することを目標にしている。
本専攻には、数学領域、物理科学領域、化学?生物化学領域、情報科学領域の4領域がある。
数学領域ホームページ(新しいウインドウが開きます)
数学領域では、純粋数学の代数、解析、幾何の各分野において高度に専門的な教育研究を行う。また、自然科学から社会科学、人文科学にまで至る学問領域ならびに、一般社会の様々の場面を対象として数理的方法論を適用する応用数学分野においても専門的な教育研究を行う。
物理科学領域ホームページ(新しいウインドウが開きます)
物理科学領域では、物理学の各分野及び他領域との隣接分野における最先端の研究を通して、それぞれの分野において高度な専門性を有し研究者としての素養を身につけた人材を育成するための教育を行う。
化学?生物化学領域ホームページ(新しいウインドウが開きます)
化学?生物化学領域では、物質を構成する広範な種類の有機、無機、金属錯体分子及び分子集合体、さらに生体を構成する生体関連分子、タンパク質などを対象に、基礎に重点を置きつつ、物質科学、材料科学、物質創成科学、複雑系科学及び生命科学などの諸分野に広がる教育研究を行う。
情報科学領域では、自然科学と数学の広範かつ深い理解のもとに、情報を理学的な立場に立って把握し、その解析と処理?システム設計を主体的に実行できる研究者及び技術者を養成することを目的に教育研究を行う。