14:20〜 附属幼稚園ビデオ『きょう、きてよかったね サトシくんのじぶんさがし』視聴
出席者;Batdelger先生、 トヤーさん(一橋大学院生、通訳)、清水由紀先生(開発途上国女子教育協力センター講師)、西田(インターン)
サトシくんが附属幼稚園で友達と遊ぶ様子をビデオ撮影したものです。サトシくんと友達は園庭ですべり台に落ち葉を敷き詰めてその上を滑ろうとしたり、部屋の中でブロックと木の板を使ってすべり台を作ろうとしたり、いろいろな工夫をしてみますがなかなか思うようにはいきません。
そのようなサトシくん達の様子を見てBatdelger先生とトヤーさんは喚声をあげたり、笑ったりしながら楽しんでおられました。先生は熱心にビデオの内容についてメモしておられました。
この日幼稚園はお休みで児童はいませんでした。先生は建物の築年数や幼稚園の入学テストなどについて質問されました。保健室は普段あまり触れ合うことのない異年齢の子が互いに交流する場となっています。
建物内部を見学した後、園庭に出て、先ほどのビデオの中でサトシくん達が遊んでいた遊具などを見ました。
先生は、附属幼稚園について、子ども達が直接木に触れられることと素材室と呼ばれる部屋で自由に布などの素材を使用できることに感心されていました。
15:20〜 今夜のセミナーの打ち合わせ
浜野先生(開発途上国女子教育協力センター)も加わりました。
ここで先生がこの日のセミナーで提示される資料と発表内容、用語の確認をされました。
17:30〜 セミナー会場へ移動
18:10〜 セミナー開始
セミナーではBatdelger先生が、モンゴルと日本の就学前児童に対する行政対応の違いや児童の幼稚園での過ごし方や、幼稚園へ通えない遊牧民の家庭へは教師がその移動式テントであるゲルまで移動して指導することなどを説明されました。
参加者の方達は、先生のお話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。後半のディスカッションの時間には参加者からの質問もたくさん出されました。
報告: 西田恵理 (インターン)
お茶の水女子大学 開発途上国女子教育協力センター 乳幼児保育協力研究実践部門